仕事が楽しくなる、本気!!になってみよう

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加納平栄太くん23才 頑張ってるぜ!

私は今日本橋ですし店3店舗の運営を手掛けていて、そこの若手職人を成長させることをしています。
ほとんどの職人はこの道1年未満!の超若手職人です。

業態がすし居酒屋、立ち食い寿司、という割とカジュアル価格の店だからできる
という側面ももちろんありますが、食べにいらした方は一様に驚かれます

旨い、からです

シャリ切りも仕込みもすべて自分たちでやっています

実は立ち喰い浜寿司開店の日、ちょっと不安だったので、プロの職人を二人手配してありました。
二人とも60代の大ベテランでした。
が、結果仕事ぶりは今のスタッフとあまり変わらないのです。
一生懸命さがないからかえって店の雰囲気が悪いくらいでした。
そのくせやたらと態度がデカい。自分たちがいないと店はやっていけないだろうと思っているのです。

私もガッカリでしたが
私以外のプロに教わるの仕事を見るのを楽しみにしていたスタッフは拍子抜けの様子。

とても高いお金を払う気になれずその日で上がってもらいました。
ちょっと不安はありましたが、でも逆に

「あの程度の職人にペコペコするなら、自分たちで頑張っていい店にした方がよっぽどいい」と
踏ん切りがついたのです。
それからの彼らの頑張りは称賛に値します。
みんなメキメキと音を立てて力をつけてきました。
次の店の店長に指名しようかと思っているスタッフも出てきました!

やればできる!!!

この道1年未満の職人が
お客様に「旨い!」とほめていただき
仕入れの手配、仕込み、スタッフのシフト管理、商品管理、営業と
店のすべてを切り盛りし、さらに新しい店の店長を育成することまでやっています。

チョロッと小手先の寿司を覚えて海外で暮らそう、なんて目標を持っていた何人かが
「この仕事、経営も含めてちゃんと勉強したい」と方針転換しています。
やりがいのある仕事だと気付いたからです。

もしかしたら彼らは生まれて初めて
「本気」という言葉の意味を知ったかもしれません。

先が見えて走り出した人と、なんとなく歩いてる人。
すしの技術と平行して
走り出すきっかけを見出してあげることも
私の大きな使命です。