すしを覚えて海外に!?それ、今の仕事と引き換えにしてもいいくらい確かな人生なの?しっかり調べて決めよう。

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私は2年前まで東京すしアカデミーで生徒を教えていました。
生徒たちの大半は
「これで夢の海外生活ゲットだぜ!」と意気揚々と入学してきます。

今でも多分そうなのかな。
最近気になるメッセージを立て続けにもらったので、この投稿を手直しして再アップしておきますね。

「寿司の技術を身につけて海外生活を送る」
はっきり言いますがちょっとインスタントすぎです。

長年勤めた会社を辞めてまで挑戦するのは
リスクが大きすぎると私は思います。
単に情報不足でそれが「楽勝」だと思っているとしたら
それこそ人生狂っちゃいますよ。

確かに、すしを「ちょっと」やれればアルバイトくらいならできるでしょう。
日本人の「顔」だけ欲しがるオーナーもいるくらいですから。

「給料は23万。現地では破格の待遇、住居もある。」
ある生徒はこんな条件で海を渡ります。
まだ「就職先」が決まらない生徒は羨望のまなざしで見送るのです。

でも1年程度で帰国する人がすごく多いです。
給料が合わない、ビザがおりない、なんてのが多いのです。
中には渡米3日で解雇されて帰国した人もいます。

「海外ですし職人」=「高収入」と思っている人が多いようですが
テレビなどの情報を安直に信じないことです。
きちんと修業を積んだ寿司職人があなたの上に何千人もいるのです。
1年くらい教室で「練習」したってムリ、と普通に考えてくれればいいのです。

「国内で通用しない半端モンが海外で成功してるわけじゃねーぞ!」ってことです。
ちゃんと稼いでいる人は日本で実績を出して

知識も技術もしっかりしている寿司職人たちです。

このごく普通の常識が見えなくなってしまうことがあります。

図式はこんな感じです。
何となく将来に不安がある。就職もできない。
海外ってなんか輝いて見える。
学校で楽しく寿司を教えてくれるのか(笑顔( ´ ∀ ‘ )
それなら学費なんて安いモノかも!(˶′◡‵˶)(˶′◡‵˶)
これだ!!(^O^)(^O^)(^O^)

結構。
一から修業の場に身を投じる覚悟がないなら学校も良いでしょう。
ただし、その後はアルバイトでもいいのでしっかり現場で働いてください。
そして
「自分がどれくらいのレベルなのか」を確認してください。
同時にお金をもらうことの厳しさも。。

判断の基準は
「もし自分がこのお店を譲ってもらったら利益を出せるか」
と考えると分かりやすいでしょう。
それは無理かも・・と思う人は
海外でもアルバイト程度の仕事しかないと思ってください。

「学校を出ても全く意味が無かった」
そんな風に思っている人がいることは
その人にとっても寿司業界にとっても悲しいことです。

逆に、学校に入ったことで人生が好転し始めた人もいます。
今、私の下では学校の教え子が2人社員として、別の2人がアルバイトとして頑張っています。
学校を出たてのころとは見違えるように立派になってきました。
会社は成長しており、現場、管理職とも空きがあります。

海外への判断は慎重に。
迷ったら私に相談してください。

フェイスブックからメッセージをもらえればいいです。

フェイスブックの毛利のウォール

 

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