1日24時間、1年365日働け!?に思うこと モーリーブログ

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「1年365日、1日24時間死ぬまで働け」

と書いた社内文章が世間に知れてネットユーザや各種メディアから
袋叩きにあったのは

日本で有数の外食メジャー企業「ワタミ」ですね。
ワタミの内情についてはモーリーは知りませんし
ネットの情報を鵜呑みにするほどアホでもないのでコメントはしません。

で、思うのはこの言葉、精神的なことを謳ってるんでしょ?
「中途半端な意識じゃ飲食で利益を出すスキルなんて身につかねーぞー」
って理解するのがフツウだと思うけど違うのかな。

それを、週刊誌が言葉尻をとらえ、過労死という悲しい事件とミックスさせて
「人を死ぬまで働かせるひどい企業」
みたいにセンセーショナルに書きたてたと。

だいたい24時間なんて働いたら365日どころか2日がいいとこだっての。
そんなこと渡辺社長だってわかってるって。
「それぐらい仕事に集中してみよう」って言ってるんでしょ。

そんなことも考えないでこの言葉だけで本当に
「酷い会社だ」と
もし思っている人がいるならちょっとアレかなと思うし

「そんなのはわかってるけど、休みの日まで仕事のことを考えさせるなんて酷い会社だ」と
思ってるならそれはちょっと違うんじゃないかと思うわけです。
つまり私、この言葉そのものには大賛成なのです。
(よく知らないワタミの内部事情について賛成や反対はしていません。)

飲食含め、技術や経験が必要な仕事は特にだけど
その仕事で給料を貰おうとするなら
「どうしたらより質の高い価値を提供できるか」を
「24時間、365日」考え続けるのって、この世界にいる身から見れば
ごく当たり前の姿なんだよね。

「ワークライフバランス」とか
「オンとオフの切り替え」とか言われてるけどさ

ピンと来ない飲食店経営者や管理職の人
多いんじゃないかな
だって彼らこそ月に400時間とか働いてる人
フツウに沢山いるっしょ?

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大手飲食チェーンの現場でハードワークをこなしているのは
実際には(年齢はともかく)飲食の経験が浅い人が多いです。

20年選手とかこの道35年のベテラン、みたいな人は
現場より上のポジションで指導的な仕事をしてるんだよね。

つまり「現場は発展途上」なわけです。

それなら「一人前」目指してガムシャラにがんばってみようよ。
オンやオフなんて敢えて設定しない方がいいぞ、って。

モーリーはむしろ
「寝てる時だって仕事の夢見ろ」と言いたいです。

こういうこと書くとさ
「社畜」とか「残業肯定派」とか言う人出てくるんだけど
そうじゃないんだよ
会社のために働くんじゃない。
自分のこととして仕事を考えるべきなのさ。

 

どうしても「会社に働かされてる」としか思えない人は
そうやって生きていくのも自由だけどさ
技術を身につけて将来自分の店を持ちたいから頑張る、とか
この会社でのし上って給料沢山もらいたいから今は頑張る
って人たちはどう思ってるんだろうね。

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それにしても今の日本は「強烈に働く」ことに対して
反応がネガティブすぎないか?と思うのです。

いつからこんなに働かない空気になったんだろう。

ワタミだってあれだけ叩かれても、
今もよろこびを持って働いてる人はちゃんといるわけで

その人たちを周りが「辞めるにやめられない人だから」
とか言ってみたり

「次の犠牲者を出す前にワタミをおとしめよう」
みたいに行動するのは違うと思うし

今も現場で働いてる人をひどく見下した失礼なものの見方だと思う。

そんな風に言われることで、彼らが自分の仕事に対して
誇りを持てなくなる事態が発生することを
モーリーは真剣に危惧しています。

 

むしろそうやって頑張ってる人がいることを賞賛するべきで
部外者がヒドイ、可哀そうと言うのなら

せっせとワタミに行って、チップでも置いてきてあげたらどうなのさと思う。

だいたい今の我々の生活は

それこそ「死にもの狂い」で働いてきた
先人の汗の上に成り立ってるものでしょ。

ネコも杓子も「ブラック企業撲滅」を錦の御旗にして
成果ではなく、労働時間だけを振りかざす風潮がエスカレートして
飲食の現場にもどんどんそれが広がっていったらさ
それはサービス業や飲食の空気とそぐわないのではないかと思うんだよね。

そもそもの

「良い物(サービスや料理)を作るために、手間も時間もかけるんだ」という
日本人の精神文化そのものが崩壊しかねない。
(もう遅いのか?もしかして。)

それってまさに、自分よりお客様のため、という「おもてなし」の精神でしょ。
逆に、人様のため、が実は自分のためでもあるわけだよね

きつかったり給料安かったりで苦しいときもあるけどさ
前向きに一生懸命がんばってお客様に喜んでもらえた時の
充実感みたいなものを直体験できる場なんだってことが
飲食の素晴らしさなんだよ

そこがぜーんぜん分からない人はさ
サービス業には向かないって思う

カネくれないなら働くのイヤ!
安い給料で身体がキツイのイヤってわかるけどさ

あんまりそういう事言わないで自分の仕事に没頭する時期って
特に若いときは必要なんだと思う。
自分から求めていれば時間なんて関係ないでしょ。
(実働と時給は別。勿論関係ある。この話は別の回で)

今回ユネスコの無形世界遺産に登録される「和食」ってさ

そういった精神文化そのものの上に成り立って受け継がれてきたんじゃねーの?

世界が賞賛する文化が、ご当地では「カネ次第」ってなったら
世界に顔向けできねーよな。
アレ?論点ずれた。

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