すしはすし屋でないと食べられません

すしはすし屋でないと食べられません

私はたまに家でお寿司を作ります
近所のスーパーに行ってよさそうな刺身のサクを買い
家でご飯を炊き、酢飯に仕上げ
玉子を焼いてイカを捌き

張り切ってお寿司を作ります
結果どうなるでしょうか

作りすぎます。食べきれないんです。
そして・・・あまり美味しくできないんです。

ネタの魚は、少量で多種類ほしいのですが
スーパーのパックは一つの魚が大抵150~200gのサクになっています
少し買おうと思うと刺身に切ってあるものだけです
それに鮮度や質がイマイチだったりします
かといって河岸にいってバッチリな魚を仕入れると
今度は量が半端じゃないことになる

結論

一種類とか二種類なら別ですが
色とりどりの美味しいお寿司は家では作れません。
本当にちゃんと作るには5時間くらいかけて
魚を捌き、光物を締め、玉子を焼き、穴子を煮て・・・
とやることになってしまいます

よもやすべて揃えたとしても今度は握りや巻きの技術が必要になります
あまりないと思いませんか?
「家ではムリ」なお料理

プロ並みのフレンチやイタリアンを作る奥様や
店では食べられないような美味しいそばを打つお父さんはいても
プロ並みの素人すし職人はあまり聞いたことがないです
(フレンチやイタリアンやそばを、簡単だと思っているわけでは、絶対にありません!!!
知り合いの料理人を通して、その奥深さは十分に理解していますm(__)m)
それだけ難しくて手がかかるのが寿司の世界です

最近はすし職人でさえ
「穴子がさばけない」とか「玉子が焼けない」とか「干ぴょうは煮れない」なんて
人がたくさんいます。もしかしたら寿司職人を名乗る人の半分くらいはそうかもしれません
当たり前です、その人たちが修業した店でやってなかったわけです
極めつけは

さかながさばけないすし職人!!

そうです、回転ずしで10年とかやってきた職人さん
本当にいるんですよ「仕込みは何年もやってないんで・・」とか平気で言う人

昔のような厳しい修業はしなくても大丈夫
でも仕事はきちんと覚えて年月を重ねてほしいと
私が教えている諸君には思います
今は握りから入っていますが、先に進むなら覚えることはそれこそ山のようにあるわけです

簡単に稼ぐ、楽して稼ぐことばかり追求してると
「すし職人にしか護れない文化」の担い手としての誇りは
生まれてこないです。

それじゃちょっとさびしいから
今日もじゃんじゃん教えまくります。

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