寿司店経営|街の寿司屋に明日はある!-12- ステップで顧客の教育をする

寿司店経営|街の寿司屋に明日はある!-12-

集客と同時にリストをつくる

前の記事で、「リストを作るために集客をするようなものだ」と書きました。

これからの個人経営に顧客リストは必須の必須です。

勝ち抜くにはこれなしには成り立たない、それくらいの重要度です。

金券やクーポン券には必ずメールアドレスの記入をしてもらいます。

氏名を書きたがらない人でもアドレスだけなら書いてくれるものです。

店舗に食事に来た人にアドレスをもらうときは、座席での会計にしてもらい

計算している間に次回のクーポン券と引き換えにアドレスを書いてもらってください。

あなたの接客に満足してくれていればほぼ100%書いてくれます。

ここはひとつ、成績表だと思ってお願いしてみることです。

逆に居酒屋価格の店の場合は来店直後、席に座って

「ふっと一呼吸入った瞬間」にドリンクの割引と引き換えに書いてもらいましょう。

このタイミングを逃すと後は成功率が下がります。

居酒屋で帰り際にお願いすると酔っぱらって会話にならなかったりするので無理です。

◆リストにはステップメールで思いを伝えていく

個人店にはオーナーの思いが詰まっています。

でもそれは中々お客様に伝わりません。

仕入れにも仕込みにもあなたの考えやお客様への思いがありますね。

無い人は今からでも作ってください。

ステップメールとはあらかじめ何通かのメールを書いておき、設定したタイミングで自動的に配信されるメールシステムのことです。

通常「登録後〇日後の〇時に配信」のように予約できるのです。

カレンダーの予約ではなく、「登録後」というところがミソです。

内容は

①メールアドレスを記入してもらったことへのお礼、来店のお礼

あらためての自己紹介、これから送るメールの間隔と配信予定時間など

②~⑦

店や地域、寿司、魚などへの思い

⑧以降 通常のメールマガジンへ

のように組み立てて予め書いておくのです。

②~⑦には

  • 自分はどんな性格でどんな修業時代だったか
  • 寿司屋でなければ何になりたかったか
  • この店はどんなシーンで使ってもらうことを考えているか
  • どんな食材を使っているか、その理由はなにか
  • それを食べたお客様にどう思ってもらうことをイメージしているか
  • 将来への夢

などをあなたの言葉で綴ってください。

長い文章の必要はありません。

お客様のイメージとあなたがやりたい商売を一致させることが目標です。

「お待ちしてます」のような宣伝文句は書かないほうがいいでしょう。

あなたとあなたの店への理解を深めてもらう文章を淡々と書いていきましょう。

これをすることで、あなたの店をどんな風に使えばいいか

お客様がイメージを持つようになります。

寿司屋といっても商売の方向性は様々です。

酒を飲ませたい人、懐石風のつまみでアピールしたい人、寿司屋で寿司を食べないことが自慢のお客様、「お茶ですみません」と感じてしまうお客様

様々な顧客の要求にすべて応えようとするといつの間にか方向性を見失います。

そうならないように、あなたの店のやり方を、ステップメールで教育していくワケです。

小難しいことを書かなくてもせめて

「当店では、おつまみと握りを3:7くらいでお考えいただけると幸いです」

と伝えておくだけでもお客様は理解してくれます。

これは実際に来店中は、中々言えないものです。

これだけでもやる側にとってはもの凄くやりやすくなります。

 

ステップメールの間隔ですが、週に1回でいいでしょう。

通常寿司屋の利用頻度は月に1回程度です。

ですが月1のメールでは忘れられてしまいます。

送るのは水曜日、時間は午前11時半がいいです。

昼休みに読んでもらえ、週末に予定を入れてくれます。

10通も読んでいただければあなたの店をかなり理解してくれるようになります。

1回組んでしまえば後は放置していればいいので

日々の仕事には支障はありせん。これもステップメールをおすすめする理由です。

そういう性質のものなので「まだまだ寒いですね」などと書かないように気をつけてくださいね。

◆その後は通常のメールマガジンへ

ステップメールが終了したら通常のメルマガに移行します。

配信スタンドによってはステップメールが終わった順に自動的にアドレスを振り分けてくれます。

通常のメルマガにはその日の仕入れ風景やピカピカの魚の写真などをのせて

楽しげな空気を届けることに心をくだいてください。

たまには家族の話題などもかなり効きます。

「〇〇が入荷しました。お待ちしてます。」

のような文章は、ほとんどの人が食傷ぎみなのであまり使わない方がいいでしょう。

これもやはり上品にいきたいものです。

 

今日はこの辺で。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA