寿司店経営|街の寿司屋に明日はある!-10- 自店の宣伝に毎日1時間必ず使う

寿司店経営|街の寿司屋に明日はある!-10-

自店の宣伝に毎日1時間使う

上手に時間をコントロールしよう

個人経営者が「自分の店をもって良かった!」と思うためには

ハッキリ言って朝から晩まで働く必要があります。

13時間労働、月休3日はある意味標準と思ってください。

仕入れ、仕込み、ランチ営業、仕込み、帳簿つけ、掃除、ディナータイム、レジ締め、掃除…

アルバイトの勤怠管理、納税関係、法定福利関係、什器の補充、新人の面接、金融機関・税理士・社会保険労務士との打ち合わせ…終わりません!

だから働き者であることが第一条件です。

午後昼寝する時間は通常はないです。

でもそこを頑張るから「雇われ人はやってられねーなぁニヤニヤ」とできるのです。

ていうか、言いたいのはそこじゃなかった。

それくらい仕事が多いのだけど、そこを頭を切り替えて宣伝の時間を取ってください。

というのが今日の本題でした。

なんだなんだ?とお思いですね。「できるわけねーだろ」とか思ってますね。

でも

ここが今までの街の寿司屋とこれからの街の寿司屋の違うところなのでよく覚えておいてください。

これからの街の寿司屋は情報発信や集客活動に毎日1時間以上使うこと

これ。

そのためには先述した仕事を全部自分でやるのは無理かもしれませんね。

無理なら誰かに頼んでもいいので宣伝の時間だけは必ず確保してください。

これは命令です!

「おんどれ誰にモノ言っとんじゃ!」

「あ、すみません。取り下げます。これ、お願いです。」

で、納得してもらった、と言う前提で次に進みます。

今からはじめる!逆襲の集客法

受験生向けの予備校の特別講座のようなタイトルになりました。

まぁあまり深い意味はありません。

ではいきます。宣伝をしていくうえでの基本的な考え方です。7つ。

①予算を決める

これ、絶対にやってください。広告宣伝費です。

集客と言っても打てば響くような高打率の集客法はありません。

「たったこれだけ…?」という反応が続くと思っていていいです。

つまり、効果がなくても(勿論、投資を下回る販促はすぐに辞めるべきですが)店の利益は確保している、という安心感のもとに進めてほしいのです。

「販促に使いすぎてアルバイトの給料払えない」なんてお笑いのようなことにならないようにしましょう。

予算ですが月にいくら、年間いくら、どちらでもいいです。

予想される売上げの1%程度を先ずはあててください。

これは宣伝広告費としてはやや少ないです。でも個人経営の寿司店では実際この辺りが限界と見ています。

勿論、もっとかけられるならかけて頂きたいです。

が、まずは1%。

売上げが月に2百万なら広告費は2万円。年間なら24万円です。

この予算をきちんと守ってください。

守るとはちゃんと使うことも意味しています。

「今手元にないから、おれのポケットから出しとくよ」

ってそれでもいいですが借入金できちんと立ててくださいよ。

それと面倒でも店(会社)の口座に一度入金して借用書も作らないと税務署ににらまれますよ。

個人経営はこの辺ルーズなことが多いから…あ

話がそれました、戻します。

使える金額が決まりました。次です。

②一度で効果バツグンを狙わない

そんな集客法はありません。少しでもコストパフォーマンスの高い宣伝をしようと思考が堂々巡りをして結局動けない人がいます。それよりもまずはやってみることが大切です。動いて、結果を見て、考える、の繰り返しを数多くこなすことが重要なのです。

③何か特別なオファーが必要、と思わない

「○○を無料プレゼント」など物凄く魅力的なオファーをつけないと反応が取れないと考えてしまいます。事実その通りなのですが、だからと言って強すぎるオファーをつけてしまうと、それだけを目当てに人が集まってしまいます(チェリーピッカーといいます)それでは結局意味がありません。

④日課のように淡々と続けられる物を選ぶ

宣伝・集客とは終わりのないものだと心してください。一度に力を入れ過ぎて跡が続かないのは問題です。宣伝・集客活動は、お客様を集める、と同時に、あなたの店を「遠い存在」にしない、と言う意味もあるのです。何年も話してない友達にはあなたも電話しづらい気持ちがあるでしょう。別に理由はないけど何となく足が遠ざかっている、と言うお店もあなたにはあるはずです。そんなお客様にある程度定期的に店の「やる気」を届けるだけでもいい、そんなイメージを持っていてください。

⑤あなた自身の顔を出す

店舗がこじんまりしている(ことが多い)個人店では、どうしてもオーナーとの距離が近くなりがちです。誰でも全く知らない人が近くにいたらゆっくり食事はできないものです。お客様が前もってあなたのことを知っていれば安心感が増します。そのためにはどんな媒体を使ったとしても、あなたの顔写真と名前をのせて、あなたを知ってもらうことが重要です。

⑥白々しいコピーを使わず、あなたの言葉をストレートに託す

これも顔写真と同じですが、あなたの人柄や寿司への愛着を直球で表現してください。ボクトツとした雰囲気のほうが個人店はいいのです。

次の二つのコピーを読んでください。鯖の棒寿司を宣伝するためのチラシにのせるコピーです。

「選び抜いたこだわりの鯖をプロの技術で棒寿司にしました。数量限定販売。」

いかがですか?次です。

「FBで知り合った三重県尾鷲市の漁師、〇〇さんから脂の乗ったマサバがついに届きました。僕の田舎から送ってもらった天然塩で〆て棒寿司にしました。食べた瞬間笑顔になります。先着30名様に。」

説得力の差は歴然ですね。

プロのコピーライターが読んだら、長すぎて使い物にならない、ということになりそうです。でもいいのです。これが頭に浮かんだのならそれで行けばいいのです。先述しましたが、よりよいモノにしようと堂々巡りが一番よろしくないのです。それに・・

このようなコピーはチェーン系の店ではできません。全店同じ商品でなければならないからです。

あなたがやっているあなたの店だからできるのです。どんどんアピールしましょう。

⑦写真と動画を少しだけ勉強する

やはり画像は大事です。最近はスマホの普及で写真つき、動画つきのメッセージが非常に効果を発揮しています。店が暗いなどで上手に写真が撮れないなら、予算が出ているのですから照明も買いましょう。パーソナルユーズのコンパクトなものが沢山でています。

 

寿司に限らず個人店は宣伝が苦手です。「店の宣伝=自分自身の宣伝」と同じような構図なので

どうしても日本人的な奥ゆかしい性格が顔をもたげてしまうのです(経験者ですはい←ほんとだってば)

「私の作ったお寿司、すっっっっっごく美味しいです。ぜひ食べに来てください」

と大きな声で中々言えません。

勿論「すっっっっっごく美味しい」と思えない人は、そう思えるまで磨きこんでください。

「マジで世界一旨い」

当事者であるあなたがそう思えれば、売れます。

それがコピーや顔や仕草に自然と現れるからです。

大丈夫です。

大間や三厩の本まぐろを使わなくたって

あなたの商圏のお客様を思わずうならせる寿司は作れます。

それを掴み取ろうとするあなたの気迫が大事なのです。

 

次回は、実際にどんな媒体をつかうか

「個人店が利用すべき宣伝媒体」をアップします。

では。

上のナビゲーションバーに、このシーリズの目次ページを作りました。

【連載】街の寿司屋に明日はある

と書かれているページです。

全ての記事のリンクが張ってありますのでご利用ください。

 

 

 

 

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